新潟県 阿賀野川のほとりの一軒宿　ゆらりゆら水鳥の宿 「さきはな」　の女将とスタッフによる痛快日記！はたしてどんなことが起こるやら・・・

「おはようございま～す」
いつものように、リネンの元気なおじ様がいらっしゃいましたよ♪
（浴衣やシーツ、バスタオルなどのクリーニングをお願いしています）
「おはようございます」
（ちょと元気の無いさきはなファミリー）
震災後、キャンセルや自粛で、来客数が激減している為なんです。

おじ様は元気良く、使用済みの浴衣などを取りに階段を上って行かれました。
・・・・そして・・・戻って一言・・
「今日も少なかったですね～う～～ん・・・」
「さきはなさんにお客様がいっぱい来ないと、うちの汚れ物も出ないんだよね～」
「・・そうだ！！私がパンフレット持って、さきはなさんのお客さん探して来ないと・・なぁ～」

私はその言葉を聞いて・・胸がキュンとしました。
一つは、ご自分の会社の事を本当に想っていらっしゃる事・・
もう一つは、さきはなの事も、想って下さっている事・・

そうなんです・・自分のお店（会社）が良くなるには、取引先の事もちゃんと考えないと・・・
私はそれからず～～っと・・・考えていました。

さきはながいつも、無理をお願いしたり、良くして下さっている会社や、業者の方の為に・・できる事を・・

いくら考えても・・考えても・・行き着く答えは一つ・・
それは、やはり、さきはなが繁盛する事だと・・・
そして、その為には、お客様に選ばれなくては・・・
選ばれる為には、良い宿でなければ・・・
良い宿である為には・・・いっぱいいっぱいあります。
まだまだ・・ですね・・

今は大変な時期ですが、温かいお客様の声や、いろいろな方々の要望にお応えできるように・・・
そして、多くの業者の方々の想いも、さきはなを通じてお客様に伝えられるように・・・

一歩・・一歩・・良い宿を目差して・・

朝のなにげない会話でしたが、とても考えさせられ、そして元気をいただきました。
私のちょっと弱気な心は、いつの間にかほんわか・・あったか～くなっていました。

さきはな　は　さきはな　らしく　これからも前を向いて歩いて行きます。
たくさんの、方々に、支えられ・・・・感謝の心を忘れずに・・・