新潟県 阿賀野川のほとりの一軒宿　ゆらりゆら水鳥の宿 「さきはな」　の女将とスタッフによる痛快日記！はたしてどんなことが起こるやら・・・

名女将・・・いえ・・迷女将・・・
普通は前者の方ですよね
ところが・・私の場合はどうも後者らしくて・・・・
そんな訳で、今日も迷女将の奮闘ぶりをご紹介します
（自分でするのもおかしい話ですが・・・）
お客様がお着きになり・・
お部屋係りが手いっぱいだったもので、私がお部屋のご案内をいたしました
エレベーターに乗り
「それでは本日は３階の３０５号室でございます」
（手には２０５号室の鍵）
部屋の前に着いたお客様・・・ひと言・・・
「あれ？？私の名前ではありませんが？？」
「失礼しました～～！！２０５号室なので・・・」
慌ててエレベーターに戻り・・・
「申し訳ございません・・・」
やっとお部屋に着き、一通りの説明やら、雑談やら、いつもの楽しいひと時
「それでは、どうぞごゆっくり・・・」
とふすまを開けお部屋から出るつもりが・・・なんと布団が！！！！
「あ～～！！すみません押入れでした！！」
「え～～～！！！」とお客様大爆笑！！
そしてすかさず・・
「女将・・押入れに戻ったらドラえもんですよ！」
「そうですよね～～」と笑いながらも、顔から火が出るほど恥ずかしく・・
気を取り直して、お部屋から出たは良かったのですが・・・
お聞きする事を忘れ・・・
もう一度戻り・・
「失礼します～～」
「ワ！！！！」
大変です・・大変です・・・
お客様、お着替えの最中でした・・・！！
「申し訳ございません」
「あ～～いいですよ」（なんとお優しい）
とんだ失礼の数々にもかかわらず、最高の笑顔のお客様
私も、引きつった笑顔で何とか答え・・ひとまず終了・・・

はあ～～やっちゃいました
こんな、こんな、迷女将、日本全国探したっていませんよね～

何時の日か、名女将と呼ばれる日が来るのでしょうか？
なんか・・果てしなく遠いような気がします

あ～～ファミリーの嘆きの声が聞こえそう・・・